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昔なつかし~い! 田舎風うどん
昔懐かしい全粒粉入りの風味豊かで素朴な味わいは、一度食べたらやみつき!もう普通のうどんに戻れないかも?!
栄養も豊富に含まれている氏家うどんを、家族みんなで食べて元気になろう~!
さくら市氏家地区は、知られざる小麦の産地です。生産農家が丹精込めて栽培した「イワイノダイチ」は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、うどんに適した中力粉となります。氏家商工会とさくら市・JAしおのや様の協力をいただきながら、良質な地場産小麦を使用した「氏家うどん」を活用して地産地消キャンペーンを展開しています。「氏家うどん」は、製粉にもこだわり、ふすまや胚乳等を取らず粉砕する「全粒粉」を使用しています。全粒粉は胚乳だけをひいた小麦粉とは異なり、灰分が高く、風味をそこなわず、豊富なビタミン類や繊維質、カルシウム、鉄分などのミネラルが残るので、栄養価に優れております。最近うどんを白くする傾向がある中で、地粉で打った「氏家うどん」は本来の小麦の持つ独特の色合いと食べれば食べるほどに感じる素朴さが特徴です。「氏家うどん」を食べてみると、何か懐かしさを感じ、きっと頬が緩みます。ぜひ、ご賞味下さい。
地粉で作った田舎風うどんは小麦の風味が強く中、高齢者には懐かしく思って頂けるうどんです。お子様にも小麦本来の香りは何故か美味しいと感じて貰え、人気があります。「氏家うどん」の特徴は小麦の風味が強く、茶色掛かったうどんなので、出汁の効いた関西風の色の薄いうどんダシに良く合うと思います。また、風味がしっかりしている分、洋風や中華風にアレンジして頂いても麺の主張がしっかりとして、クリーム系やジャージャー麺にして頂いても相性が抜群です。
さくら市民のソウルフード『氏家うどん』がどのように作られているのか気になりますよね?
それでは、製造の様子をのぞいてみましょう~!
【生産・製造工程】
1.自社製粉
2.計量
3.加水
4.ミキシング
5.麺帯圧延
6.熟成
7.麺帯圧延
8.切り出し
9.計量(検品を含む)
10.包装・ラベル貼り(検品を含む)
11.パック詰め
12.冷蔵保存
13.出荷
自社製粉
ミキシング
麺帯
計量
最初は麺が短く切れてしまって、つなぎが弱くて、水分や時間、寝かす時間、配合などその辺を何回も試行錯誤して、試食を重ねてたどり着きました。できるだけ作りたてをお届けしたいので、生めんにこだわって、作り置きをしないことにこだわって作業しています。
代表取締役 舩生 英一(フニュウ エイイチ)さん
「創業は1954年3月。私の祖父である舩生幸次郎が初代で始めました。
『氏家うどんを作ったきっかけは?』
商工会の方から、この小麦を使って特徴のある特産品を作れないかなという話をいただいたところから開発が始まりました。この周辺の地域には、たかはら山麓水街道というものがありまして、高原山から流れてくる水の地域、矢板、塩谷町、氏家、高根沢の流域でそれぞれ特徴的な特産品を作りたい、あったらいいなという声がありまして、ここさくら市は知られざる県内有数の小麦の産地なんです。小山など有名な所に比べるとあまり知られていないんですが。
『氏家うどんの特徴は?』
氏家うどんは、小麦の風味が強くしっかりしていて、食べていて小麦の香りが鼻にすーっと感じられるんです。弾力は求めていなく、噛み応えがあってつるつる、のど越しがよいですね。外ばくなどの輸入されている小麦と比べると、本当に小麦の風味が強い麺なんです。あぁ、こんなにうどんってこういういい香りだったのかという感じで、年配者の方からすると懐かしい味だねと言われます。
『おすすめの食べ方、調理例は?』
氏家うどんは、小麦の風味がしっかりしている分、関西系のだしの効いたつゆが合いますね。白だしで食べるつゆのほうが、うどんの色味も感じられて美味しいです。飲食店では、肉汁つけ麺やカルボナーラ風にして見たり、中国料理やさんでは翡翠麺(ひすいめん)というニラのスープにして出しています。
『生産してきて嬉しかったことは?』
お客様の美味しかったよという声、問い合わせもだんだん増えてきて、どこで買えるの?と遠くからも来ていただいている、わざわざさくら市まで求めて来てくださっていることが嬉しいですね。
『どこから情報を?』
喜連川の道の駅で買っていった人の反響だったり、温泉の観光できて食べたことをきっかけに広がっているようです。もっとたくさんの方々に氏家うどんを知って、食べてもらいたいですね!
『地域活動について』
さくら市の保育園、小中学校では学校給食にも使われています。食育を兼ねた取り組みが盛んです。また、栃木県のご当地グルメを味わえる特別列車「とちぎまんぷく列車」が2019年5月25日、6月22日、JR新宿~黒磯駅間で運行されまして、弊社も参加しました。昨年のまんぷく列車に氏家うどんを利用したいとJRから依頼がありまして、これを機に「氏家うどんカップ調理麺」の商品開発を行いました。この商品は、液体スープをかけると、氏家うどんの風味を損なわず、すぐに食べられるのが特徴で、乗客からの評判も良かったです。まんぷく列車には、両日で228食の氏家うどんが積み込まれ、乗員のお客様に配られました。この商品はまんぷく列車限定で作りましたが、今後はこういったイベント事業にも力をいれて、地域の交流を深め、更に品質の向上等に取り組んで、一般消費者の皆さんにも味わってもらいたいと考えています。」
とても穏やかで、優しい印象の舩生さん。口数は少ないですが、皆さん私に言われなくても自ら率先してよく働いてくれるので助かっているとおっしゃっていました。従業員さんとのコミュニケーションも良好。氏家うどんに対する情熱がすごく伝わってきました。まだ食べたことのない方は、ぜひ一度味わって欲しいです!
株式会社フニュウ フーズ
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