GO!GO! 千葉ジェッツ
ジャンボくん二代目デザイナー・ムライタケシさんインタビュー
マスコット・オブ・ザ・イヤー3連覇記念! スペシャルコンテンツ 前編
2020/07/22
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
ジャンボくんが、Bリーグのマスコット・オブ・ザ・イヤー3連覇を果たしました。
これを記念して、ジャンボくんに関する記事を3本立てでお送りします。
まず第一弾となる今回は、ジャンボくんのイラストを手掛けるデザイナー・ムライタケシさんのインタビューです。
昨年のBリーグアワードの会場でお会いし、ジャンボくんとの2ショット写真を撮らせていただいてから早1年。お会いするといつも笑顔で接してくださるムライタケシさんに、いつかインタビューしたいと思っていました。
今回の3連覇をきっかけに連絡すると、ぜひ!とご快諾くださり、ZOOM取材することとなりました。,
取材中も終始笑顔で、ジャンボくんへの愛情がひしひしと伝わってきます。
ムライタケシさんとジャンボくん
(2019年5月15日撮影 B.LEAGUE AWARD SHOWにて)
こだわりは、ジャンボくんの躍動感のある可愛さの表現
― ついにジャンボくんがマスコット・オブ・ザ・イヤー3連覇を果たしました!
いやぁ、本当によかったです。嬉しいです。ホッとしました。
リーグが途中で終わったので、残っている熱量がマスコット・オブ・ザ・イヤーに注ぎ込まれたようにさえ感じましたね。接戦だったので、最後までやり切ってよかったです。ブースターさんと、梨友(なしとも)さんと、チームをこえてジャンボくんがすきというファンの方々に助けられました。
― 3連覇が決まったときのお気持ちは?
手応えはあったけど、最後まで分からない部分があったし、3連覇はなかなかできないので、本当に嬉しいです。
これで天皇杯3連覇とジャンボくん3連覇が並びました!
殿堂入りで来年はどのマスコットを応援すればよいかですよね。ほかにも人気のマスコットはたくさんいるし、戦国時代ですね(笑)。まだマスコットがいないチームもぜひ揃えていただいて。
敏腕マネージャーがジャンボくんをとても魅力的に発信しているのもいいですよね!
― 二代目デザイナーになったきっかけは?
千葉の本八幡に8年間住んでいたことがあり、馴染みのチームでした。千葉ジェッツとはBリーグの初年度から、株式会社リンクス・ビルド目谷社長に紹介いただいたのが始まりで携わっています。
もともとジャンボくんのイラストがあったわけですが、実際のジャンボくんに寄せてデザインを作り直しました。ただ基本的なベースはいじってなくて、要素を整えていったような感じです。
― イラストにするときに、こだわっていることはありますか?
5歳という年齢に合わせた可愛さにこだわっています。手の長さ、全体のバランス、デフォルメの度合いなど、どんどん可愛らしさを追求しています。
― とても表情豊かですが、どのようなときにイメージが沸いてくるのですか?
流れてくるツイートにインスピレーションを受けて、こうしてみたい、書いてみたいと浮かんできます。
あとは動いているジャンボくんをよく見ています。観察する中で、ここは絵のほうが表現できると思う動きもあるので、実際の動きと、イラストならではの動きと、バランスを取るようにしています。
― イラストは動かないのに、動的な表現を感じます。
ダンスの躍動感を表現できないかと、いつも動きを見て観察しています。
観戦に行っても、ジャンボくんの動きに一番注目してしまって、くぎ付けになりますね。
かわいいポーズができるとグッズにもできるし、大事な要素です。
― たくさんポーズがありますが、一番お気に入りのポーズはどれですか?
後ろに足をそらして跳ねているポーズですね。アクティブで、躍動感があって、ジャンボくんらしいと思ってお気に入りです。あとは、Go!JET!ってやってるジャンボくんも可愛いですね。
千葉ジェッツは話題がたくさんあるので、ジャンボくんだけでも、コンテンツの奥行と幅が出ていると思います。
オフィシャルタイムアウトのパフォーマンス、「ダッダッダダダッ千葉ジェッツ!」で大ジャンプを見せるジャンボくんのポーズは、イラストでもかわいいですね!
ブースターさんを飽きさせない、そのための多彩な仕掛け
― いままでに100~200点、そのくらい描いていらっしゃいますか?
そのくらいあると思います。マスコット・オブ・ザ・イヤーの投票期間は、体育館ではない場所にいるジャンボくんも描いてみました。
― ベビージャンボもかわいくて好きです。
最初のジャンボくんは僕がゼロから作ったわけではないので、ムライタケシのテイストで何か仕掛けられないかと思って始まりました。ただでさえ可愛いから、赤ちゃんの頃はもっと可愛いだろうなと思って、そこから生まれました。ベビージャンボも人気があって、いずれバスケットボールとの出会いとか連載でやってみたいですね。
― 試合会場でキッズコーナーがジャンボくんに包まれていてステキです。
そこでサイン会もさせていただいたり、会場でも声かけていただけたり、嬉しいですね。
試合のときに、ジャンボなジャンボくんを出したらどうかと提案したこともあるのですが、もっとジャンボくんの理解度を深めて、アニメーションとか、LINEスタンプとか、ブースターさんを飽きさせないことをしてみたいですね。
あとは僕が美術の学校を出ているので、大きいキャンパスに油絵でジャンボくんを描くというように、アートとしてジャンボくんを描いてみたいですね。船橋アリーナの壁画とか。そこでみんなが写真を撮ってくださったら嬉しいですよね。考えているだけで楽しくなります。
― ジャンボくんに3連覇のお祝いメッセージをぜひ!
ジャンボくん、 コツコツと がんばってきたことが みのったね。
みんなに よろこんでもらえたのは うれしいし、 Bリーグのかおとして がんばってね。
またあそぼうね。
SNSを通じて発信するのは、ブースターさんへの想いから
― 個人的には、3連覇したときには六本木の華やかな舞台に立たせてあげたかったです。
それはありますね。でもマスコット総選挙全体で27万人(ジャンボくん 40,521票)の方が投票したと思うと、すごいことです。
梨友さんもすごく応援してくださっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。
黄色いふなっしーと、ピンクのジャンボくんと、色合いもよくてハッピーです。
観客入りのラストゲームがジャンボくんDAYだったので、その名残もあってみんな頑張ってくれたなあと思いました。
― コロナの期間も、SNSでジャンボくんのイラストを発信なさっていましたが、それはブースターさんへの想いからですか?
100%、それですよね。
千葉ジェッツさんが割と自由にさせてくださっているので、Twitterでもみなさんにイラストをお届けできて、たくさんの方に見ていただけてありがたいです。
僕自身も、喜んでいただけるのを実感できて楽しいです。
Profileジャンボくん2代目デザイナー
ムライタケシさん1972年東京生まれ。
文化学院美術家を卒業後、イギリスへ遊学。帰国後に広告代理店、お菓子を中心としたキャラクターグッズメーカー、オルゴールメーカーを経て、デザイン企画会社である有限会社グリーンルームを設立。絵本を出版後、キャラクターデザイン、プロデュースなど、キャラクター制作とイベント販売を中心に多岐に渡り活動している。
手掛けたマスコットは、ジャンボくんのほかにも、ペスカドーラ町田「ドーラくん」、東京サンレーヴス「サンカクさん」、TOKYO DIME「ワニィ」など多数。
公式サイト:
やさし過ぎるキャラクター作家/絵本作家ムライタケシのサイト。
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