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【高塩恵美子農園】えみの自然薯(じねんじょ)

健康の宝庫!じねんじょを食べて元気になろう!

もっちりと甘みとコクのあるとろろ

じねんじょは生きるパワーの源!

 

~粘り気が強くもっちりのび~る、じねんじょ~

 

じねんじょは食べるサプリと言われるほど、豊富な栄養素が含まれる食品です。滋養強壮だけでなく、おなかの健康・ダイエット・更年期障害・インフルエンザ予防等に良いとされています。高塩恵美子農園のえみの自然薯は、アクが少なくまろやかで食べやすいのが特徴です。

 

えみの自然薯3本

さくら市の豊かな農地で丹念に育てられたじねんじょ

 

減農薬で、環境を第一に考えた「循環型農業」で、手間暇惜しまず育てられています。一般的に土壌づくりは、「マルチ」と言うビニールで覆う方法が取られていますが、高塩恵美子農園では、稲作からの残り物をできるだけ活用して栽培している事が特徴です。写真の様にわらで覆う事で、冬も温かく通気性のよい土壌ですくすくと育つのです。また、農薬を最小限に抑えるため、畑の端々にマリーゴールドを植えて、虫よけ対策をしています。

わらを敷いた土壌

じねんじょのつる

マリーゴールドの作用で虫よけ

~栽培の工程~

 

それでは、じねんじょ作りの風景を見てみましょう!

 

2~3月・・・雑菌の活動が少ないこの時期に、種芋の芽だしをし、消毒してかごに入れて乾燥させます。 

 

      1~2か月 温度、水やりの管理を絶え間なく行い

 

      目が出たら、苗を畑に植えます。

 

      支柱を立てて畑作り。

 

      雑草を取り、虫も殺虫剤を使用せず「素手」で取ります。

 

      収穫までの1年間で、薬を使うのは1回のみ。

 

11月・・・つるを回収、収穫

 

12~1月・・・低温保存で、掘るのを待ちます

 

翌年2~3月・・・出荷

 

通常は、11月~収穫するのが一般的ですが、掘りたてのじねんじょは荒々しく、土臭くアクも強く出てしまうそうです。さくら市では春先まで最低気温が1.2℃となるため、低温保存が可能。そこで高塩恵美子農園では、2~3月の時期まで掘るのを待つことで、アクが少なくまろやかで食べやすいじねんじょ作りに成功しました。

 

土寄せ

じねんじょの手入れ

栽培する上で苦労したことは?

 

高塩恵美子農園では、栃木で一般的な鹿沼土ではなく、山砂を使用しています。栽培に使う土は非常に重要で、そこに行きつくまでがとても大変たっだそう。やっとノウハウを習得するまでに、10年。なるべくコストをかけずに材料の吟味をすることがとても時間がかかりました。また、土の中に大きな石などがあると、曲がってもつれた形になってしまいます。このように真っすぐ伸びたじねんじょは、成長までに様々な難関があるのだと、高塩さんは言います。

代表 高塩 威(タカシオ タケシ)さん

~じねんじょに込めた生産者の想い~

2000年に高塩威(タカシオタケシ)さんが始めたじねんじょ作り。高塩さんの娘の美佐子(ミサコ)さんにお話を伺いました。「母が持病の為身体が弱かったことから、健康で身体に良いものを作りたいという思いで、自然薯作りのノウハウを研究しました。当時は『自然薯の会』という20名程の集まりがあって、そこでは仲間内で声をかけ合ったり、自然薯栽培のノウハウや、薬の技術向上などの情報交換をしていました。10年程前に高齢化のため解散してしましましたが、それからも、父のじねんじょ作りに対する情熱は変わりません。とにかく、リーダーシップがあって、天災があっても何とかなるさと気負いません。2、3年前から北海道のでい炭を使った、土壌の改良に力を入れています。その他にも牡蠣殻を細かく砕いて土に混ぜてみたり、栽培日誌を毎日つけるなど、とても研究熱心な父です。とにかく元気のない人にこれ(じねんじょ)を食べて元気になってもらいたい!という思いを込めたじねんじょをぜひ皆様にお届けしたいです。」

~じねんじょの美味しいレシピ~

 

じねんじょの食べ方として、もっともポピュラーなのが、すりおろして炊き立てのご飯にかけて食べる方法。根元から3分の2の部分は水分が多く甘みがあるのが特徴で、じねんじょには消化酵素がたっぷり含まれているので、すりおろして生で食べるのがベストです!一日元気に体を動かすためには、酵素を含む食品を取り入れることが大切です。じねんじょはまさに朝食にもピッタリな食品なんですね!皮に含まれる豊富な栄養をまるごとすりおろして食べましょう♪1本からとれるとろろの量は、およそ25人分。また、硬くて細い繊維質の多い先から3分の1くらいの部分は、炒め物や揚げ物に最適です。

 

じねんじょは、先から根元、皮まで余すことなく食べて健康に良い食品なんです!

 

にんにくバター炒め

じねんじょのさっくり食感がクセになる美味しさ!箸が止まらないよ~( *´艸`)バター醤油との相性抜群で、お酒のおつまみにもピッタリです!

 

バターを入れたフライパンに、ニンニクで香りを付けて、皮ごとスライスしたじねんじょを軽く焦げ目が付くまで炒め、醤油をまわしかけて、仕上げにネギや刻みのりをトッピングして出来上がり~♪とっても簡単で美味しい食べ方です。

じねんじょフライ

揚げたてほっくほくのじねんじょフライも絶品!

 

薄くスライスしてパン粉を付けて揚げるだけ~、フライパンに多めの油を入れて揚げ焼きにしても簡単に出来ますよ。

高塩恵美子農園

公式サイト:https://www.emijine.com/

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